小説現代に掲載の伊集院静さんの小説に長友が挿絵を描かせて頂いております。
この連載も三回目となりました。
今後の展開にご期待下さい!
前回までのあらすじ
瀬戸内海沿いの町で育ったサダハルは、東京オリンピックの年に韓国から来日した叔父吾郎の存在を忘れられない。彼の訃報を受け、家の元番頭の清水権三から、叔父と父宗次郎、母要子の過去について話を聞く。
戦中、要子は宗次郎に見初められて結婚、長女ヒロミを出産する。終戦後まもまく、暮らしへの不安でとまどう宗次郎と要子たちの元に祖国解放を喜んでいた吾郎が衣服を血に染めてやってきた。
小説現代 毎月22日発売
定価880円